11.14.2010

霧山修一朗的趣向 vol.2

第二回は桜坂。
未来派探索という趣味は周囲に密かに認知され出したようだ。
とはいえ、その周囲とは僕一人のことを差すのであるが。

街で独りぶらぶら歩いているところを、友人とばったり出くわしたとする。
「おぉっ、なんしようと??」みたいに聴かれると、僕は
「うん、今すぅ〜ごく寂しく哀れな遊びをしよるところ」と答えるのであろう。
そうやって机上のロンリーウルフを決め込んでしまうのだが、後ろは振り返れない。
怖いだけだ。そして、宗派は二つに分けるとするならば、
僕は「Just Do It派」だからだ。

「Impossible is Nothing派」のように壮大な未来は約束されていない。
「心は常にアスリート」をスローガンにやっていかなくてはいけない宗派なのだ。

そんなこんなで、桜坂をうろつく。
自分が居を構えるにあたって、そこの土地の名前がとてもメモリアルなもので
あれば、とても素晴らしいなと僕は思うのだが、
桜坂は浄水同様、そのバリューを持っている名だと思う。

桜坂は風光明媚なUP↑DOWN↓な土地として博多の街では有名であり
標高が高い場所は高級指向、低いところはシャレオツなスポットが点在している。
が、が!である。くまなく散策する程、世界の終わりのような世界がジグゾーパズルの
ように、散りばめられていた。

終末のような空地、鬱蒼とした森。
浄水のようにノスタルジー漂う住戸も見当たらない。
(今現在または近い将来の生活スタイルに指針を合わせているので、高額な金額の物件ではない為)
優雅な名前を逆手に取ったかのような世界。

しかし、こうして徒歩の速度でやっていかないと、土地の真の姿は見えては来ない。
名前名前とイメージばっか先行させて、了見が狭いっちゃありゃしない。
そうして漂う毎日に、自分自身に喝を注入することは、大切だと思い知らされる。
そういう収穫も、アル。

得るべき収穫は、全くない!





11.07.2010

保険なんぞつべこべ言わず、ロケハン。vol.1

第一回は浄水界隈をロケハン。
上流階級が暮らす緑豊かな街。
博多の街にもこんなノスタルジー溢れるところがあるのかと
訪れるたびに驚かされる。
NEW YORKやLAやPARISやLONDONやSHANGHAIやら、
世界にあらゆる人生のゴールテープが張られてある中で
結構浄水でゴールフィニッシュしたいと思う。

価値感やらセンスやら人のみかけってどうでもいいくらい
浄水は言葉イラズで、デシャバルお口を緑の新鮮で穏やかな空気が
塞いでくれる、きっと。