12.29.2011

曲がり角の新渡戸稲造はほくそ笑んで札を破る

暗黒の 漆黒の 毎日が負の皆既月食

トンネル掘削工事では

何人も 何人も 死んでは生まれた

彷徨った

夢の中を 現実の狭間を 瞬きの隨に

下降線の涙を見た

下降線の涙は オーロラのように神秘的だった

瞳から額につたい 僕の右手の甲に堕ちたその雫は

数千年後の年輪を 映写機で僕に見せてくれた

そして僕の手元には 苗木が転がっている

水やりに混ぜないといけない薬品は

勇気と 希望と ディストーションがかったエレクトリックな音

調合された水を毎日朝昼晩 欠かさずその苗にあげることができたなら

大きな樹となって

お前は 誰にも手に負えない漢になる  と

新渡戸稲造がほくそ笑んで僕に言った

ルールをぶち壊すハンマーを

僕らの世界へようこそ



Arcade Fire - The Suburbs (Official Video) from City Slang on Vimeo.

9.20.2011

((口))shook me up!!

ここ数年で最大の衝撃。
確かにBright Eyesに似てるけど、しばらく身動きがとれなくなった。

 

8.16.2011

夜営

ほんの数時間前まで眺めていた風景が180度近く変わった。

隣でおやじが「嗚呼、また現実に戻ってきた」と街の綺麗な夜景を見下ろして嘆いた。

この数日間、時が止まったように一秒一秒を一秒一秒過ごして

お腹いっぱいというより、時の流れに逆らうことなく、素直に時を己に費やした。

在りし日の命に、永劫生き続けてほしいと願い、確かに共に共有した時間のフィルムを巻き戻して

脳裏のスクリーンに映し出しながら、酒を酌み交わす。

ほんの数日しか滞在しなかったのに、数多くの記憶と記録が蘇り、生まれた。

とても静かで優しく流れて行った時間は、いざまた始まる日々を目の前に

とても激しく激流の如くプレイバックされている。

そんな親父の嘆きに、時間差で陥っている自分の心の動揺を尻目に

窓越しの日常は淡々と明日を見据えている。

6.12.2011

忌野清志郎 - サイクリングブルース

あぁ、旅に出たい。

友に会いたい。

まだ見ぬ人と出会いたい。

見知らぬ土地で。

5.08.2011

アタマ空っぽの方が夢詰め込める

世は行くなと警笛を鳴らし、慎むことを頭の片隅に置くよう施す。

その現在進行形固定概念に自主自首STOPをかけていたけれど、

いざピュアな心持ちのもと様々な土地を訪れると

何時もと変わらない笑顔に出迎えられ、何時も以上の心の高揚があった。

どんなに重苦しい状況が世を覆おうが、1mも動く事を躊躇っていては

何も良い結果を生む事はできない。

個人に置いても特に何も芽を吹くどころか良くない結果を生んでいるように思う毎日。

でもそのような良くない日々にこそ如何にがんばれるかにこそチャンスがある。

また好機を摑み上げる事ができるように、不毛の毎日を力強く暮らすべきだと思う。

だからこそ、広義には大きな成長をした仲間ではあるが、狭義なピュアさがこれでもかというくらい

充満していた心穏やかで歓びに満ちた仲間と共に暮らした空間が

いつになく最高に美しかった。

日出ずる国、JAPAN。

を照らす一つ一つの輝き。

最高のエネルギーをありがとう。

レッドブルを飲んでも蓄えられないピュアなエナジー。


3.16.2011

Letter from Kyushu.

未曾有の危機に直面している。

それでも時は進む。

数多の悲しみ。

それでも産声を上げる新たな灯。

時は進む。

光を届ける為に。

トンネルを抜けた先には

必ず光がある。

未曾有の軌跡を

菩薩が敷いてくれる。

僕たちがついている。

ただただ

僕たちがそばにいる。

九州から光を届けます。

どれだけ時がかかっても

トンネルを抜けた先には

光があります。

3.09.2011

Stipe Stamp

夜な夜ななんかやってる時

受験勉強(やった記憶ないけど)やってる時

無駄にへこんだ時

電車の車窓から夜空を眺めた時

Daysleeperが流れていたものだ。

夜のネオンサインには似合わないけど

月灯りにはとても似合ったものだ。

昼間やけど関係なかろーもん。

3.05.2011

No Concept、故にConceptual。




こういうテイストのLiam大好き。

Oasisには無いメロディライン。

ポップなセンス。

疾走感。

爽快感。

底に隠れているメランコリー。

Liamがソロでやるときに顔を出す驚く程のカラフルな音色。

何かを解き放ったLiam。

Beady Eye、悪くない!

2.28.2011

no name

ヒトはやっぱり大事で、

遠くにいようが、すぐ近くにいようが

心が通っていさえすれば、それを大切にし続ければ

イザっ!というときにとても大きな加勢勢力となる。

明智光秀も浅井長政も真っ青である。

そんな心の通い合いをコンセプトにしている友の皆は

とても温かく、親身で、厳しさに溢れている。

そういうヒトと通い合っている自分は

死ぬ程幸せで、恵まれているのだ。

どんなときも、皆の事を想っていたい。

この曲ストリングスやばい。

2.20.2011

Ready to start

惜しかったけど、グラミー。

そんなことはどうでもよい。

本当に上り詰めやがったな!感はあるけど、

ずっと変わらず大好きなArcade Fire。

演奏極うま。犯罪的にうまい。

僕はジャンルとして分別されるMusicよりも

ジャンル以上のスケールやセンスを感じるMusicが好き。

Arcade Fireは間違いなくソレ。

三十路のスタートラインが見えかけてきたゴールテープに向かって

オレもReady to start!

禿げるもんか!このヤロウ!

2.16.2011

Priceless!

こんまいこと、中くらいなこと、大きなこと。

押し寄せては退いてゆく様々な憂鬱を

一瞬に吹っ飛ばしてくれた。

善い友人に恵まれている、本当に。

自分に誇れる唯一はそれだけだ。マジデ。

Illustration/Juncoss

2.14.2011

生き方研磨。

思い切りよくtake offして、どこまでも高く飛ぶことを

とても恐れて、海面に顔を出す餌を食ってばかりでは

何も始まらない。

今までに至ったことを惜しんだり悔やんだりするのではなく

いくらでも変えられる未来にむかって、Just do it。

総和限界値を高めるための稽古を惜しまず。

繋がりがもたらす力を信じ、大事にする。

2.06.2011

水はけの善い日々

新しい息吹の前兆をビンビン感じて、そんな時は

どんなに嫌な事があろうが、その新鮮な空気で

癒されてしまう。

春という生き物はそんな魔術を存分に発揮して

空気を、景色を、人間を一変させてしまう。

半年程前にこの世を去った、僕らの幸福の象徴である

大瑠璃の眠る山へ参った。

暫く来ない間に、山肌も岩も浸食されて

微妙な形の変化があった。

墓の目印がなくなっていたため、場所を探し出すのに

ほんの少し時間がかかったケド

君が土に還り、天に昇った天と地を結ぶ一つの線が見えるように

君の羽の色と同じ、群青色の苗花を植えました。

枯れないように、水をあげに参ります。

ここにいると、この世は俺のもんだっ!とバカ錯覚してしまうので

調子に乗るのも程々に、自分の内部の汚水を浄化して

また新たな一日に種巻いて、水やりを怠らないようにしようと思います。




Black Eyed Peas - Just Can't Get Enough

1.13.2011

Sky Turning Gray

久しく自転車をこいだ

街のネオンもひそひそ話を始めたころ

微々たる灯りの下ひたすらペダルを回した

何か大切なことを思い出したとき

何か眠っているものを呼び起こしたいとき

大切な人に会いたくなるものだ

タキシードみたいな正装はできないけど

滅多にない特別な日に

突然やってきたその夢のひと時に

僕は胸が弾んだ

ありがとう