新しい息吹の前兆をビンビン感じて、そんな時は
どんなに嫌な事があろうが、その新鮮な空気で
癒されてしまう。
春という生き物はそんな魔術を存分に発揮して
空気を、景色を、人間を一変させてしまう。
半年程前にこの世を去った、僕らの幸福の象徴である
大瑠璃の眠る山へ参った。
暫く来ない間に、山肌も岩も浸食されて
微妙な形の変化があった。
墓の目印がなくなっていたため、場所を探し出すのに
ほんの少し時間がかかったケド
君が土に還り、天に昇った天と地を結ぶ一つの線が見えるように
君の羽の色と同じ、群青色の苗花を植えました。
枯れないように、水をあげに参ります。
ここにいると、この世は俺のもんだっ!とバカ錯覚してしまうので
調子に乗るのも程々に、自分の内部の汚水を浄化して
また新たな一日に種巻いて、水やりを怠らないようにしようと思います。
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